美容室・美容サロンの集客には「自社アプリ」を使うべき|ポータルサイト(アプリ)との決定的な違い
「自分の経営している美容室・美容サロンの集客が上手くいかない・・・」こういったお悩みはありませんか?
各地に美容室・美容サロンが乱立する時代、集客方法を失敗すると最悪の場合閉店などにつながりかねません。でも上手な集客方法といわれても、具体的なアイデアが思い浮かばない方も多いはず。
そんな集客のお悩みも、お店のアプリを制作すれば簡単に解決可能です。
今回は美容室・美容サロンがアプリを使って集客するのに大切なことについてご紹介。自分の経営している美容室・美容サロンの集客方法に課題がある方はぜひお読みください。
1:美容室・美容サロンのアナログ集客方法
まずはアナログな集客方法について説明していきます。
- DM
- 街頭でのビラ配り
- フリーペーパーに掲載
- 紹介
DM
DM(ダイレクトメール)を美容室周辺地域に投函して販促する方法。
周辺地域の住民に自分の美容室や美容サロンを情報を配布でき、立地という面では近くの見込み客を獲得して来店してもらえるかもしれないメリットは確かにあります。
しかしコスト面では印刷代がかさみ、ターゲットユーザーにだけDMが届くとは限らずコンバージョン率(DM配布による美容室への来店およびサービス利用率)も低くなってしまいます。よってDMは集客に最適な方法とは言えません。
街頭でのビラ配り
最近では見かけなくなったポケットティッシュを配りですが、このポケットティッシュ配りのように街頭でビラを配って自店の情報を拡散し来店を見込む、という方法もありますね。
中には都心オフィス街で大量にビラを配って集客につながったケースもありますが、そもそもビラを配ったからと言って相手が興味を持って自分の美容室・美容サロンに足を運んでくれるとは限りません。またDMと同じでターゲットユーザー以外に情報を提供してしまうかもしれない非効率さも否めません。
また印刷コストもかかるし、ビラを配るスタッフなど、本業以外に時間を割かせてまで人員配置して集客するのももったいないです。
街頭でのビラ配りも集客効果が見込みにくいのは間違いない事実。
フリーペーパーに掲載
地域の飲食・美容系店舗のフリーペーパーなどに情報を掲載して集客を見込むのも方法としてあります。この場合地域で有名な雑誌に掲載してもらえればフリーペーパーの閲覧者数も増えてそれなりに集客効果が見込めそうに思えます。
しかし当然フリーペーパーには他競合店も店舗情報を掲載して販促を図るので、自分の店舗情報が埋もれてしまう危険性が。しかもフリーペーパーでは広告のレイアウトなども決まっており、目立たせにくいのも弱点。
DM・ビラ配りと同じでターゲットユーザー以外に情報を無駄に流してしまうデメリットもありますし、何よりも情報誌に広告を掲載するのはいわずもがな広告費がかかってしまいます。あまりにも値段が安いと本当に見てくれるかわからないような小さな広告枠しか買えないですしね。
紹介
自分の美容室の来店客に他のお客を紹介してもらう集客方法もあります。コスト面ではお金がかからないのはメリットといえそう。
紹介目当ての集客方法の場合、店舗から名刺や口頭で他お客に紹介して欲しいといったように紹介への働きかけはすると思いますが、頼んだお客がしっかり友達や家族に自店舗のことを紹介してくれるかは疑わしいところ。口上手な来店客はうまく集客へつながる情報を関係者に流してくれる可能性が高いですが、そうでない口下手な方だっています。
また自店舗のことを忘れられて、結局口コミが届かないケースがあることも否めません。完全に集客の要が来店客依存になってしまい、安定性に欠けるのが紹介による集客方法のデメリット。
今まで紹介してきたアナログの集客方法は非効率な面とコスト面で古い方法になりつつあり、今はアナログのデメリットを解決できるデジタルの集客方法が広まっています。
2:美容室・美容サロンのデシタル集客方法
アナログの手法に代わって幅を広げているデジタルでの集客方法。
印刷代がいらないなどのコスト面での安さや、上手に活用すればターゲットユーザーだけにピンポイントに情報を伝えられる効率の良さ、ネットで一気に情報が拡散してコンバージョン数が向上する、などのメリットがあります。
- メルマガ
- WEB広告
- ポータルサイト/アプリ(ホットペーパービューティーなど)
- 自店サイト/アプリ
メルマガ(メールマガジン)
メールアドレスを自店舗ウェブサイトなどで登録してくれた人に販促用のメルマガ(メールマガジン)を送る方法。興味があるユーザーがメルマガに登録するので見込み客に情報を送りやすいです。そういったユーザーはメルマガでクーポン情報やお得な情報を入手して、自店舗に来店してくれる可能性が高まります。
ただし今の時代、スパムメール(迷惑メール)を大量におしつけてくる悪徳なサービスもあり、その対策でメールフィルターも厳しくなっています。その巻き添えを食らい、登録してくれたユーザーに送ったメルマガが迷惑メール扱いになって届かない危険性も。
またウェブサービスに大量に登録しているユーザーにメルマガを送っても、そもそもメルマガを開封してくれるかすら分かりません。他メルマガに埋もれて自店舗メルマガが埋もれてしまうからです。
このようにメルマガだけでの集客では不安な面が多く存在。
WEB広告
「Google広告」などのWEB広告サービスでコンバージョン数向上を図るのもデジタルの集客方法の一つ。「自店舗から半径〇メートル以内の美容室・美容サロンに興味がある20代の女性だけに広告が表示されるようにする」など、ウェブマーケティングの知識があれば細かい設定による的確な集客が可能です。
しかしWEB広告は掲載費がかかり、設定を失敗するとアナログ集客と同じようにターゲットユーザー以外のユーザーに無駄な情報を流してしまう可能性は否めません。WEB広告での集客ではコスト面と、ウェブマーケティングの知識や技術が最低限ないと効果を発揮できない面がデメリットに。
ポータルサイト/アプリ(ホットペーパービューティーなど)
「ホットペーパービューティー」などの「ポータルサイト/アプリ」を使って集客する方法。美容室・美容サロンのポータルサイトは閲覧ユーザーが多いので、ポータルサイトに自店舗情報を掲載すれば大量の顧客を集客できる可能性が広がります。
ただし店舗情報を掲載しているのは他競合店も同じ。それにより自店舗と多店舗の広告の競争になり、自店舗の情報が埋もれてしまう可能性があります。この点はフリーペーパーと同じで、「フリーペーパーをデジタル化したようなサービス」であるポータルサイトアプリへの掲載はコストがかかってしまうなど、他のデメリットも似ています。
またポータルアプリではお気に入りにしてもらえればプッシュ通知で注意喚起してお得な情報をユーザーが見てくれて来店する可能性が高まるなど、多少ポータルサイト版よりデメリットが減ります。しかし他店舗に情報が埋もれてしまったり、コストがかさむのは結局同じ。気軽にポータルサイト/アプリに自店舗情報は掲載できません。
自店サイト/アプリ
自店サイト/アプリを使って自店舗への集客を図る方法。自店サイト/アプリはカスタマイズがポータルサイト/アプリより自由で、自店をブランディング(しっかり独自性を持たせて銘柄化する)ことに長けています。また他にもさまざまなメリットが。はっきりいってポータルサイト/アプリより自店サイト/アプリの方がメリットが大きいです。
その理由はこれからの章でご紹介。またいっしょにアプリとサイトではどちらが集客によいのかなど、さらに詳細な比較も行っています。ぜひ最後まで見てください。
3:美容室・美容サロンポータルサイト/アプリと自店サイト/アプリ、それぞれのメリット
美容室・美容サロンポータルサイト/アプリと自店サイト/アプリでは、自店サイト/アプリの方が有利であることはすでに述べましたが、ここでもう一度表に各集客方法の特徴をまとめてみました。
ポータルサイト/アプリ | 自店サイト/アプリ | |
1人来店コスト | 1000円~(想定) | 0円 |
運用 | × | ◎ |
IT専用スキル | × | ◎ |
ブランディング | 他店と同一のフォーマット | 自店の特徴を自由に表現 |
リアルタイム更新 | ◎ | ◎ |
効果分析 | △ | ◎ |
リピート促進 | 再度コストがかかる | 無料でリピート促進が可能 |
各比較項目について詳しく説明します。
1人来店コスト
1人当りに来店にかかったコストをマーケティング用語で「CPO(Cost Per Order)」といいます。
ポータルサイト/アプリでは「約1万円~」、自店サイト/アプリでは「0円~」コストがかかり、10人サービス利用で来店したと仮定。CPOを比較するとポータルサイト/アプリでは「1人当り1000円」、自店サイト/アプリでは「0円」。明らかに自店サイト/アプリの方がコストパフォーマンスで有利。
今回ポータルサイト/アプリの値で参考にしたのはホットペッパービューティーの最低額プランの大体の値段。しかし2019年4月ごろからホットペッパービューティーではプラン値上げなどを行ったりと、さらにCPOが上がってしまう可能性があります。
一方自店サイトでは無料HP作成サービスを使えば無料で済ませることもできますし、自分で掛けるコストを決めやすいのがメリット。自店アプリを制作する場合はお金がかかりますが、最近では1万円台で集客効果の高い自店アプリを制作することも可能になっています。
運用
ポータルサイト/アプリは基本広告掲載して運用しても他社競合に埋もれやすかったり、クーポン乱発の値下げ競争になったり、運用面で心配が多々あります。
自店サイト/アプリでは自分のアピールしたいサービスをユニークに打ち出せ、サービス内容を単独で打ち出せるので値下げでサービスの価値を下げるようなことも起こりにくかったりと、運営で有利です。
IT専用スキル
IT専用スキルもポータルサイト/アプリでは業務管理などのインターフェース(ウェブサイトやアプリを操作するときに使う領域)が慣れないと使いにくかったり、IT専用スキルがある程度ないと使いこなせません。
一方自店サイト/アプリではサイト編集がしやすいようにインターフェース面でも工夫が見られ、IT専用スキルがなくても操作にすぐ慣れることができる特徴があります。
ブランディング
ブランディングという点においては、ポータルサイト/アプリは決まったフォームに沿ってしか作れないのでデザイン面で限界が。
自店サイト/アプリではサービスにもよりますが、大抵は自由にデザインをカスタマイズしてブランディングに十分活かすことができます。
リアルタイム更新
リアルタイム更新の点ではポータルサイト/アプリも自店サイト/アプリも変わりません。どちらも好きなタイミングで最新情報の更新などが可能です。
効果分析
ポータルサイト/アプリの効果分析はサービス側に任せるとコストがかかってしまいます。ポータルサイト/アプリでは自分で「GoogleAnalytics」や「Ptengine」などを使えば無料で分析も可能ですし、アプリ制作会社によっては制作料金内で安く請け負ってくれるところもあり、コストを抑えやすいです。
リピート促進
ポータルサイト/アプリではリピート促進にはやや不向き。相手にお気に入りしてもらわないとリピート用の情報が相手にいきわたりません。
自店サイトも相手がウェブブラウザーを頻繁に見てくれないと同じですが、自店アプリだといったんユーザーがインストールしてくれれば新着アイコンやプッシュ通知で盛んにリピート用の情報を目立ちやすい形で相手に提供可能。
リピート促進に最も効果的な集客サービスは自店アプリでしょう。
またお店のアプリは「O2O(オンラインtoオフライン)」での販促にも有効。
O2Oとはネットで集客した客を実際の来店につなげる集客方法で、デジタルの方法でもSNSやお店のアプリを活用する事例が最も多いです。
お店のアプリの中には、ビーコン(備え付けの情報発信機器)と連携して周辺にいる見込み客を認識して情報を発信。時限式のクーポンなどリアルタイムの情報発信と自店の近くにいる地理的優位性を合わせた効果的集客が可能。
またビーコンで情報を発信するごとに分析ツールにデータが送信され、ビーコン経由でどのくらい来店が促進できたかなどを測定できるお店のアプリもあり、O2Oでの効果分析も簡単にできます。
やはり自店サイトよりも、今の時代に即している集客ができる自店アプリの方が利便性は高いです。
4:美容室・美容サロンでもまねできるアプリ活用例
ここからは自店アプリを活用して実際に集客に成功した企業を3つ紹介していきます。あなたの美容室・美容サロンでも十分真似できるノウハウなのでぜひ読んでください。
- ユニクロ
- ラウンドワン
- Coke on(コカ・コーラ)
UNIQLOアプリ(ユニクロ)
ユニクロのアプリは購入履歴に応じたレコメンド(おすすめ商品の提示)やクーポンの活用で集客数が上がりました。関連アパレル会社のGUも同じようにアプリを提供しており、同様のサービスで集客に成功しています。
特にレコメンド機能は、美容室・美容サロンの自店アプリで活用すればリピート率向上に大きな効果が。例えば「天然成分のパーマ」コースを利用されたお客にレコメンドで後ほど天然成分のパーマコースの割引クーポンや新コース情報を発信すれば再来店率を上げることができるなど、継続して美容室・美容サロンにお客様を引き込むサイクルを作ることが可能です。
ラウンドワン公式アプリ(ラウンドワン)
アミューズメント施設「ラウンド・ワン」の提供するアプリ。クーポン配布の他にもボウリングのスコアが閲覧できたり、足を運んでゲームプレイするユーザーが知りたい情報を手軽に表示できるようになっています。アプリ内のゲームで優勝するとクーポンがもらえたり、エンターテイメント性も充実。ユニークな機能で集客に一役買っています。
美容室・美容サロンの自店アプリでもお客が知りたい情報、例えば自分のお気に入りのスタッフは今日勤務しているだろうかなど、有益な情報を発信すればリピート率も上がります。
またゲーム要素はお客様の反応がいいので、くじ引きなどを用意してクーポンが毎週抽選100名に当たるなど、エンターテイメント性のある特典を用意するのも客引きのテクニックとして使えます。
Coke on(コカ・コーラ)
コカ・コーラの提供している自販機専用販促アプリ。
Bluetoothと連携して自販機での飲料購入ごとに1スタンプが貯まるコレクター性や、他にも頻繁な連携キャンペーンや歩数計の設置による運動の促進など、多角的なアプリ活用で集客に成功しました。
美容室・美容サロンでは自店近くにいたお客様がビーコンで受け取った情報をもとにお店に来てくれれば特典を付けるなど、上手く地理的情報とITで連携が取れる仕組みを導入すればコンバージョン率が向上。またスタンプは自店アプリの「デジタルスタンプカード」などの機能を使えば簡単に実装可能。スタンプを集めるため来店に熱心なリピーターを作り出す有効な手段になります。
5:まとめ
ここまで美容室・美容サロンがアプリを使うと集客につながりやすいことなどを紹介していきました。アナログな集客方法ではどうしてもターゲットユーザーにピンポイントに情報を提供しにくく、コスト面でも費用が掛かり不利な点が。
デジタル集客方法が上記のデメリットを改善してくれましたが、それでも集客方法によっては結局コストがかかってしまったりブランディングがしにくかったりと、課題は残っています。
お店のアプリを制作すれば、自由にブランディングなどを行い、そしてコストを抑えて最大の集客効果を見込むことができます。
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